スイッピー「和歌山で素敵なお店があるんですよ。行きたいです」
イコちゃん「スイッピーが言い出すのは珍しいな。そこにするか」
スイッピー「純喫茶ヒスイさん。東京にいる時から行きたかったんですよ」
ちびすけ「純喫茶は初めてかな。カフェならよく行くけど」
※(かつて和歌山一の繁華街だった)ぶらくり丁にあります
ちびすけ「内装が凝ってるね。すいません、ケーキセットひとつ」
イコちゃん「こいつ、メニュー見ずに注文するようになったな」
(ブラック、ケーキセットはどの店にもありますからね)
ちびすけ「フルーツケーキか。見た目がちょっとなあ」
イコちゃん「すまん、ケーキを倒してしまった」
スイッピー「いいんですよ。このお店は雰囲気を楽しむ場所ですから」
ちびすけ「うん、まあまあかな。僕がメニューを開発してあげてもいいよ」
スイッピー「店員さんはお年でしたから、助かると思いますよ」
イコちゃん「おい、上を見てくれ!」
(!)
ちびすけ「天井が、高い!」
(吹き抜け、シャンデリア、ステンドグラスなど。上を見ると本当にすごい)
イコちゃん「このまま天に召されそうや」
(戻ってきてくださいね)
イコちゃん「これは見所があるな。東京からわざわざ来店するのもわかるわ」
ちびすけ「スイッピー、満足した?」
スイッピー「1回では味わいつくせない。明日も来ましょう」
(1回来てバイバイ、ではもったいないですね)
↑ステンドグラスにモナリザ。これが純喫茶なのか
(飼い主から)
純喫茶好きの間で全国的に有名なお店です。
教会か神殿のようなお店の作り、クラシカルなメニュー、サービス。
「インスタ映え」は、この店のためにある言葉かもしれません。
ですが、お店の寿命がくるのはもうすぐです。
経営者はかなりのお年でしたし、周囲は寂れてるし。
行った時間の関係か、お客さんもまばら。いつ無くなってもおかしくないです。
興味を持ったなら、今週末に来た方がいいと思います。
何かが失われてから嘆くのは、ね。
(和歌山市駅に戻ってきました)
イコちゃん「では、おうちに戻りましょう」
ちびすけ「まだ明るいよ。あの辺にカフェがあったじゃんか」
スイッピー「明日はお仕事だから、夜はゆっくり休みましょう」
ちびすけ「スイッピー、いい写真が撮れたから嬉しそうだね」
(おしまい)